2022年

2022/7/20 10歳の誕生日

先日弊社・太郎顧問有限公司が10歳の誕生日を迎えました。
昨日は、大好きなステーキハウス Smith and Wollenskyで会社のメンバーとお祝いをしてきました。

 
最近は、ブログを更新する頻度がかなり減りましたが、5周年7周年の際にはブログを更新していたので、当時の会社に対する思いを振り返ることができて良かったと感じています。
 
あっという間の10年、業績面では、コロナの影響で前年度対比でマイナスとなった2020年以外は増収を続け、結果2021年は過去最高の売上を記録しました。コロナで日本からの新規進出はなく、数社のクライアントさんがコロナの影響で休眠や撤退しましたが、台湾在住の日本人が会社を設立するということで会社設立案件が数件あったり、既存顧客の大幅組織改編に伴うスポット案件を任せていただきました。
営業活動もせず、毎年の売上目標を決めたこともありませんでしたが、縁をいただいたクライアントさんの業務を誠実に、淡々とこなしてきたことで、この結果がでたというのは我ながら幸運だったと思います。
 
ただ、周りにいるスタッフはよくわかっていると思いますが、人一倍神経質で敏感な私はメンタルのケアにかなりの気を使っています。
クライアントさんの通帳や印鑑を預かったり、企業の会計部門の役割を果たしているので、非常に大きな責任を負っています。当然ではありますが、ラオバン(会社の代表)という立場である以上、従業員のミス、提携している会計事務所のミスは当然自分の責任です。効率的な仕組みを作ることは好きなので、臆病な私はミスが起こらないような仕組みづくりをしてはいますが、それでもすべてを回避できるわけではありません。
 
少しずつ、ストレスの多い今の立場はいずれどこかのタイミングで離れたいと感じるようになり、2~3年前からは将来の自分の身の振り方を考えるようになりました。それは、台湾の著名人の講演で定年退職前に新しいステージに移行する「第三の人生」という言葉を聞いたことも刺激になったと思います。5年後になるのか、10年後になるのかは分かりませんが、将来どこかの時点で、自分が今の立場を離れることになる時、どのようにすれば、クライアントさんや提携している会計事務所に迷惑が掛からず、今の従業員の雇用を確保できるのかを考えており、自分のこの思いを、2年前の忘年会の際、会社の仲間にも話をしました。
(こんな後ろ向きなことを書くのはどうかと思いましたが、今の気持ちを記録しておきたく、書かせていただきました)
 
5年前には、「今から5年後の2022年(僕が45歳の時)には、笑顔で10周年の報告ができるように頑張ります!」と書きました。
自分を支えてくれる素晴らしい会社の仲間への感謝、我々を信じて頼ってくださるクライアントさんへの感謝の気持ちを持ちながら、笑顔で10周年を迎えられたこと、幸せに思います。


2020年2月号で、今はなき My Cityの表紙を飾りました。
どちらがラオバンかわからない構図


直近数年の社内の食事会やクライアントさんとの食事会
右上はサラメシ撮影日のランチ会 
 
コロナが原因で休眠や撤退となったケースや、最近はこちらから会計年度の終了をもって契約を打ち切らせていただいたクライアントさんもいます。これからは原則、新規は受けず、既存のクライアントさんに「太郎さんの会社にお願いしてよかった」と言っていただけるよう、これまで以上に緊張感をもって、頑張っていきたいと思っています。
 
企業の成長サイクルでいうと、創業期、成長期、成熟期を終え、これからは衰退期に入っていきますが、引き続き、自分らしい、唯一無二の会社作りをしていきたいと思います。

これからも応援、宜しくお願い致します。

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