2021年

2021/12/29 2021年の思い出 〜NHK サラメシ カウントダウン〜

2021年ももうすぐ終わろとしていますが、今年もコロナで始まり、コロナで終わったイメージですね。
まさか2年連続で日本に帰れず、台湾で年を越すことになるとは思いもしませんでした。
今年を振り返ってみると、前半は海外旅行ができなかったので、台湾国内旅行を満喫していました。

 ↓ まるで写真集

宜蘭(毎回必ず訪れる炸醬麵屋さん)
 

 台南(今回初めていった奇美博物館に感動、そして相変わらず台南では大食い)

墾丁(毎回ロブスターを食べに行きます)


高雄(数年でかなり近代化したこの街も大好きです)

ところが、5月中旬から感染者数が増え始め、この台湾でも警戒レベルが上がり、それまでの日常生活ができなくなりました。
約3か月間外食が禁止され、ほぼ毎日自炊。料理は慣れていたものの、自炊が強制される日々はかなりストレスが溜まりました。
ローカルの定食屋さんが多くあるエリアに住んでいれば、そこまで苦痛ではなかったのでしょうが、うちの周りは極端にそういうお店がなく、仕事帰りに台北市内でテイクアウトして帰宅するか、家を通り越して、淡水駅付近まで行き、テイクアウトをして自宅に戻るか。
5人以上の室内での会食がNGとされていたので、あまり人には言わなかったのですが、ほぼ毎週末、牛タンやらを購入し、友人(4人以下)を自宅に招いて、焼肉パーティーをしていました。この夏はこのBRUNOが大活躍しました。

ちなみに、日本がAZのワクチンを送ることが大きなニュースになりましたが、極秘で進められたワクチン計画、父はワクチンが台湾に輸送される当日の朝、まるで自分がアレンジしたかのようなこんなメッセージを送ってきました。


海でリラックスをすることが大好きな自分にとって、7月になっても、8月になっても、警戒レベルが下がらず、ステイホームを強いられた今年の夏は非常に辛かったですが、さすがは台湾。
この苦難を乗り切り、再び、感染を抑え込み、世界中に台湾の凄さを見せつけてくれました。

ステイホーム期間が続いたことがきっかけとなった面白い話もありました。
毎日料理を作っていたので、ステイホーム期間、気が向いた日は、会社のスタッフにランチ(その名も「ラオバン弁当」)を作っていました。
日本人女性スタッフが、日本の友達とオンライン飲み会をしていた際「うちのボスは従業員のお弁当を作ってくれるんだよ」という話をしたところ、「なら、サラメシに応募してみれば!」と言われたそうです。
目立ちたがり屋の自分はそれがきっかけで、サラメシのホームページににラオバン弁当の写真を数枚投稿しました。

その後、サラメシを制作している制作会社の担当者からメールが届き、台湾特派員として動画を撮って送ってもらいたいという依頼があり、9月中旬から年末にかけてはサラメシの動画作りに明け暮れた毎日でした。会社のスタッフや周りの友人も全面的に協力してくれました。
 
その動画は現在編集中。数日後(1月第一週)に編集が完了し、最終的なナレーションの内容に間違いがないかの確認依頼があるようです。
海外特派員のコーナーは通常5~7分のようですが、1時間番組を作れるほどの素材と情報を提供したので、一体、何分間でどのようにまとめられるのか今からワクワクしています。
親ばかの父は、本人以上に楽しみにしているようで、2022年の年賀状は全てサラメシネタです。

仕事の面では、来年、開業丸10年を迎えます。コロナが始まった昨年2020年は数%売上が減りましたが、日台の往来ができなく新規案件が通常はあまりないこの状況でも、今年は案件がかなり増え、結果的に、2021年は開業以来最高の売上となりました。
自分は数年前から考えているキャリアプラン、人生プランというものがあり、仕事に追われる生活は嫌で、また、クライアント数を増やすことで既存のクライアントさんに迷惑をかけことも困るので、生意気ですが、最近は特例を除き、新規の紹介案件はお断りしています。同僚のなっちゃんからも、「ラオバンの断る勇気、すごいと思います」と言われました。
2021年は確実にわが社のピーク、これからは少しずつシュリンクしていきます。

サラメシの撮影はお弁当だけでなく、会社のメンバーも登場し、二村太郎・太郎顧問有限公司の物語としての編集になると予想しています。
一番嬉しいことは、会社、そして、自分が一番輝いているこの2021年にサラメシの動画を撮ることができたことです。
放映日が決まり次第、何らかの形で皆さんにはお伝えしますので、楽しみにしていてください。

それでは、皆さん良いお年をお迎えください。
2022年が素晴らしい一年でありますように。