営業税（消費税）

• 統一発票

  【定義】
  中華民国において法人が商品またはサービスを提供した後、売主と買主の双方で保存される公的な領収書
  
  【種類】
  三連式統一発票 : 中華民国領域内の法人への発行
  二連式統一発票 : 中華民国領域外の法人または個人への発行
  レジスター用統一発票 :
  電子計算機統一発票 : 
  電子発票 :
  
  ①通常の法人であれば統一発票を発行する義務があるため、法人も個人も商品またはサービスの購入時には統一発票を受領する必要がある。なお、統一発票を受領しない行為は厳密には脱税幇助とみなされる。
  （例外 : 統一発票の発行が免除された小規模営業人、銀行、保険会社など）
  ②法人が費用として処理をする場合は、発行側に法人名及び法人の統一番号（統一編號）を伝えて、統一発票に記入をしてもらう必要があり、統一番号が記入されていない統一発票の費用は、税務上の費用とは認められない。
  ③商品またはサービスの購入に関して、個人である場合は内税方式を採用し、購入者が法人の場合は外税方式を採用するため、B to C の法人が価格の設定をする際には、一般に表示する金額が営業税を含めた金額であることを認識しておくべきである。
  一本100円のコーラを販売する場合、95円が売上、5円が仮受営業税となる。
  ④統一発票の使用を徹底させ、脱税防止と税収を確保するために、個人が受領した統一発票は2カ月に一度（奇数月の25日）抽選が行われ、最高1,000万元の賞金が当たる。
  統一發票號碼獎中獎號碼